Authentic

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Posted by omurostaff | Posted in スタッフブログ | Posted on 08-10-2016

来月11月8日にアメリカ合衆国大統領選挙予定されており、トランプ候補、もしくはヒラリー・クリントン候補いずれかから 
第45代アメリカ合衆国大統領が選出されることとなるでしょう。

今回の選挙で巷でよく言われているのが
”Vote for lesser than two evils”
(どっちもどっち、ならば少しでもマシな方に投票しようよ” 。 

対岸に住む、いち外国人としてトランプ、ヒラリー両候補を比べてみると
政治家としてのキャリア、実績から見ても、ヒラリーに1票を投じたくなるのだけれど・・

過激な発言と宜しくない噂が先行しているトランプ候補と並んで、なぜヒラリー候補が『どっちもどっち』、と評価されてしまうのでしょう。

今年5月、バラク・オバマ大統領が現職として初めて広島を訪問し、平和の大切さについて述べたスピーチ。
私もその内容、大統領の佇まいに感銘を受けた一人です。

Yes, We can,という彼の言葉は日本ですらブームになるほどでした。この言葉に限らず、オバマ大統領のスピーチは心に深く残ります。
彼の声色、目線、身振り手振り、その全てがまるで個々人 一人一人に暖かく、時に厳しく、そして常に真摯に
話しかけられているかのような印象を与えるのだと思います。
ヒラリー候補に欠けているのはその点かもしれません。言っていることは正しい、正しいかもしれないけれど、どこかせっかちでヒステリック、
上滑りな印象を受けかねない彼女のスピーチ…

大統領に選ばれる人に共通して言われることが 『Authentic』であること。
Authenticとは『本物であること、信頼するに値するもの、自然に人を惹きつける魅力があること』と訳されます。

一国の代表を決めるこんな大きな話ではなくとも、普段の生活でも 語りかけられた何気ない言葉、もしくは説明説得がなんともいえず心に残る
人に出会えることがありませんか?

医療機関においては 医師はそうあってほしい存在の代表格ですが、それだけではなく、患者さんに最初にお会いする受付職員、
待合室での事務職員の応対、処置を行う看護師、理学療法士・・・ 人に関わることを仕事としている私たち職員すべてが
それぞれに ” Authentic “ な存在でありたい、と思っています。
穏やかに、暖かく、真摯に。

authentic


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